行動原理

美しい言葉を考えた
誰もが記憶する言葉を考えた
閃きとはどこまでも可能だと思った
けれどこの手は
うだつの上がらない、その言葉をついに忘れてしまった

感じ取れない言葉を
いつまで求めていても
涙を堪えても流れてくるくらいなら
最初から流していれば良かったと
一対を
到底知ることも無く垣間見る

疼く穴の中に
もう居ない人を想っていた
その触り心地の良い毛並みを
いつか
いつまでも撫でていた

言葉が美しい
曲線で表せない
劣等の奥は
爽快な快晴だ

きっと人は、疎ましい言葉だと思っているんだろう。